うさぎのりんちゃんを見送るまで。
「うさぎのりんちゃんを見送るまで」という題名をつけていますが、覚悟していたはずなのに、突然複雑な気持ちになりました。
昨夜りんちゃんに、お薬を飲ませると間もなく
体が痙攣し始めたのです。
すると、ひきつけを起こして今までに聞いたことの無いこえを上げて
「くー くー」と言い始めました。
私はついにその時が来てしまったのかと、
せめて、私の膝の上で・・・と思い
「りんちゃん、苦しいね、苦しいね」と
声をかけながら、そっと撫で続けました。
こんな可愛そうなら、こんなにりんちゃんが辛いなら、
今すぐ病院へ行って「安楽死」させてあげた方がいいのかと悩みましたが、
かかりつけの病院の夜間担当の先生が居ないらしく、よる9時で終わり。時間はもう、10時。いつも診て頂いている先生が出てきて対応してくれるかどうかも分からない。
私はどうしたらいいのかも分からずに、
ただ、ただりんちゃんを抱えていました。
それでも、ひきつけを起こして、落ち着いて、
また、ひきつけを起こして、落ち着いて。
を30分くらい繰り返したのですが、
落ち着いている時はりんちゃんは体を起こそうとしたり、娘の呼びかけで、起き上がろうとしたりしていました。
私が「ほら、りんちゃんのために、リンゴのドライフルーツ沢山買ってあるんだよ!」といって袋を見せてみると・・・
なんと!ビックリ!りんちゃんは、起き上がってリンゴのドライフルーツを欲しがりました。
これには私も娘も「どんだけ好きなの!」と笑ってしまいました。
リンゴのおかげか、りんちゃんはその後ひきつけを起こさなくなり、落ち着き始めたのです。
凄い!リンゴの力!
うさぎにも好き嫌いがあるのでしょうけど、
元気が出るほど好きだなんて、ビックリでした。
そんなりんちゃんをみていたら、
まだ、安楽死は早い!と思いました。
今朝、朝一で病院へ電話をすると、担当の先生が休日ということで、別の先生が電話口で対応してくれたのですが、もしかすると、お薬が、飲み方が悪かったとかあるかもしれないので今日は飲ませずに様子を見ることになりました。
今夜もひきつけを起こさなければ、
明日からまたお薬再開してみる事になり、
ひきつけを起こしてしまった時には、動画を撮って欲しいとのことでした。
診察の手がかりになるかも知れないということです。
昨日、同時にある変化にも気が付きました。
りんちゃんの目の下の皮膚が下がってしまっていたのです。
もう、筋肉という筋肉がなくなりだしています。
それで、皮膚まで垂れ下がってきているようです。
どれだけ辛いのだろう。
まだ生きている。
まだ生きたいのに、体がどんどん死へむかっている。しかも急速に。
可哀想で可哀想でたまらないです。
見送るまで!なんて題名を付けましたが、
覚悟していたつもりが、本当は辛いです。
こんなにも、考えるだけで寂しいのです。
もともと、りんちゃんが生きた証の日記として書き始め、「誰も読んでくれなくても」
「読んでなんて貰えないし」て、思ってました。
でも、1人でも読んで頂けて、もし、
うさぎにも詳しい方がいらしたら是非、
こうしたらいい!とか、教えていただけると、
とても助かり、心強いです。
もう、りんちゃんは、そんなには生きられないです。
でも、最期に少しでも楽に、少しでも居心地の良い環境で逝かせて上げたい。
それが、私の唯一りんちゃんのために出来ることです。
小さなうさぎでも、
8年一緒にいます。
引越しも一緒に3回もしました。
ずっとりんちゃんは、一緒に歩んできました。
元気で気の強いりんちゃんが当たり前だったのです。
その、りんちゃんが、居なくなってしまうなんて・・・まだまだ考えたくないのです。
お皿を平なのにしました。ちょっとは食べやすくなったかな。